土曜・日曜も受けられる胃内視鏡検査
胃がんを早期に発見できる胃内視鏡検査は、日常生活やお仕事への影響が少なく、がんの発症防止と完治のために欠かせないものであり、とりわけ20〜60代の方に受診をお勧めするものです。
当院では、平日はお忙しいという方に向けて、土曜・日曜も胃内視鏡検査を行っていますので、一度ご相談ください。
鎮静剤を用いた負担が少ない胃内視鏡検査
当院では、鎮静剤を用いて胃内視鏡検査を行うことで、落ち着いた状態で検査を受けて頂けるようにしておりますので、胃内視鏡検査に抵抗がある方も一度ご相談ください。
当院の胃内視鏡検査
胃・十二指腸や食道などの上部消化管の粘膜を隈なく観察し、疑わしい病変が見つかればその一部を採取して生検検査に回すことで、確定診断に繋げることができます。
また、採取した組織からピロリ菌感染検査も可能であり、除菌治療を行うことで胃がんの発症リスクを減らすことも期待できます。特に、内視鏡治療で完治が期待できる発症間もない胃がんを見つける上で効果を発揮します。その他、止血処置やアニサキスの除去なども検査の際に行うことができます。
また、鎮静剤を使用しない場合でも、辛い嘔吐反射がなるべく起こらないようにする経鼻検査もご要望があればご案内できます。
当院の胃内視鏡検査の特長
ベテランの医師が胃内視鏡検査・処置・手術の全ての工程を担います
当院では、ベテランの専門医が全ての胃内視鏡検査を担います。高度なスキルによって違和感や苦痛が可能な限り生じないようにしつつ、精度が高い検査を短時間のうちに行います。
苦痛が少ない経鼻内視鏡検査
胃内視鏡検査で口から内視鏡スコープを入れる際は、スコープが舌の根元に当たることで、激しい嘔吐反射が生じるため、咽頭麻酔のみでは不快感を解消しづらいと言われています。当院では、極細スコープを使っており、スコープを鼻から挿入する経鼻検査もご案内可能です。経鼻検査では舌の根元にスコープが触れないため、苦痛が生じづらくなります。また、当院は原則として鎮静剤を用いた上で検査を行うので、患者様が苦しい思いをしないようにしておりますが、経鼻検査の場合は鎮静剤を使用しない形でも検査を実施可能です。鎮静剤を使わない場合は、検査が終わってからリカバリールームでお休みして頂かなくても良く、当日に運転もできます。
鎮静剤により苦痛を減らした経口内視鏡検査
当院では、鎮静剤を用いた胃内視鏡検査を実施しており、患者様はリラックスした状態で検査を受けることができます。苦痛が生じない他、落ち着いた状態になって身体の力が抜けるので、安全性を担保した上で円滑に検査を進行できます。また、経口検査の場合も極細の最新スコープを使用しており、身体への負担も最小限になります。
個室のリカバリースペースでゆっくりと休憩して頂けます
鎮静剤を使った検査の後はすぐに目が覚めますが、ボーっとした状態が一定時間続くため15〜30分程度はリカバリールームで休憩をお願いします。当院では、患者様がゆっくりと休憩して頂くため、リラックスできるリカバリースペースを備えております。
オリンパス社製のEVIS X1を導入しています
当院では、オリンパス社製のEVIS X1という内視鏡システムを採用しています。病変の発見・診断・治療の質や検査効率の向上を目指したTXI・RDI・EDOFなどの技術が搭載され、より質の高い検査が可能となっています。
胃内視鏡検査は、検査を担当する医師の経験・スキル・知識によって検査精度が左右されるだけでなく、使用する内視鏡システムも高性能なものが必要です。性能が低い内視鏡システムを使うと、病変を見逃してしまうことにもなりかねません。一方で、当院で使っているEVIS EVIS X1では、NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光法)やTXI・RDI・EDOF、拡大鏡によって病変を見逃しづらくなっています。
高いスキルを持つ医師が胃内視鏡検査を実施し、それだけでなく高性能な内視鏡システムを使うことによって、正確な検査・観察に繋がります。
NBIによってがんを早期発見しやすくなります
ENBIでは、血中のヘモグロビンに吸収されやすい狭帯域化されたViolet (415nm)、Green(540nm)の2種類の波長の光を当てることで、微細な粘膜の状態を拡大表示することができます。これによって、がんが発生して胃粘膜の表面が複雑な模様になっていても、はっきりと画像に映し出すことで、がんの早期発見に繋がります。
胃内視鏡・大腸内視鏡の同日に実施できます
胃がんと大腸がんはいずれも、早期に見つけることができれば内視鏡治療で完治が見込めます。40代を迎えた方は胃内視鏡と大腸内視鏡を受けることで、がんの早期発見の他、がんの発症リスクの判定や有効な発症防止策も期待できます。したがって、当院では、日頃お忙しい方でも適切に健康状態を把握できるように、胃内視鏡と大腸内視鏡を同じ日に実施することもご案内できます。事前の食事制限も一度きりで良く、検査日を改めて調整することも不要なため、必要最小限の通院で済みます。また、胃内視鏡・大腸内視鏡を同日に行う場合でも、大腸内視鏡でがん化リスクがある大腸ポリープが見つかった際は、即座に取り除くことができます。
早朝の内視鏡検査も承っています
日中の検査は難しいという方に向けて、当院では平日・土日いずれも早朝でも内視鏡検査をご案内しています。会社に行く前に検査を済ませたい、検査が終わったら家でゆっくり休憩したい、食事制限をなるべく短くしたいという方は、一度ご相談ください。