女性の大腸がん死亡率はがんの中でもトップです
国立研究開発法人国立がん研究センターのがん対策情報センターによると、2019年の女性のがんによる死亡数は大腸がんが最も多いという統計が出ています。
この調査によると、数年前と比べると大腸がんによる死亡率が増加傾向にあります。
大腸がんは、早期発見・早期治療によって体への負担が少ない治療で寛解が期待できるがん疾患です。定期的に内視鏡検査を受けていただくことで、早期の大腸がんを見逃しなく発見することが可能です。
がんによる死亡者数の順位 (2019年) |
1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
女性 | 大腸 | 肺 | 膵臓 |
男性 | 肺 | 胃 | 大腸 |
男女計 | 肺 | 大腸 | 胃 |
引用:国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター人口動態統計によるがん死亡データ
女性の大腸がん発見が遅れる理由
女性の大腸がん発見が遅れる理由として
- 大腸がん検診の受診率が男性と比べて低い
- 大腸内視鏡検査を受けない女性が多い
特に、大腸内視鏡検査は恥ずかしさや不安から女性の受診率の低さにつながっていると考えられます。男性医師からの検査に抵抗がある女性の方も多くいらっしゃいます。しかし、検査を受けることをためらっている間に、自覚症状が乏しい大腸がんは進行して行きます。気が付いたときには手遅れになってしまう前に、女性の方が安心して検査が受けられる体制を整えることが重要です。
当院では、女性が安心して気軽に検査が受けられるように、女性医師による内視鏡検査を行っています。
女性医師による胃内視鏡・大腸内視鏡検査
女性が内視鏡検査を受けることを躊躇する理由の一つに、男性医師による内視鏡検査に抵抗感があることが挙げられます。当院では、女性が安心して胃内視鏡・大腸内視鏡検査を受けていただくために、女性医師による内視鏡検査を実施しています。
大腸内視鏡は、おしりからスコープを挿入して検査を行うため、男性医師だと恥ずかしさや抵抗感がある方も多くいらっしゃいます。検査中は、緊張や不安をなるべく減らして負担を最小限にすることで、精度の高い検査を短時間のうちに行うことができます。女性医師による内視鏡検査なら、女性も緊張せずにリラックスした状態で検査が受けられます。大腸内視鏡検査が不安な方、初めて検査を受ける方にも安心して検査が受けられる体制を整えています。
このような方にお勧めです
- 男性医師だと緊張や不安がある
- 男性医師による大腸内視鏡に抵抗がある
- 同性だと気軽に相談ができる
上記に該当する方は、女性医師による内視鏡検査がお勧めです。
お気軽にご相談ください。
当院では、鎮静剤を使用して眠っている間に受けられる苦痛の無い内視鏡検査を行っています。
内視鏡検査の費用
胃内視鏡検査
項目 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
胃内視鏡(観察のみ) | ¥2,000~ | ¥5,500~ |
胃内視鏡(生検あり 1臓器) | ¥3,200~ | ¥9,500~ |
胃内視鏡(生検あり 2臓器) | ¥4,400~ | ¥13,000~ |
※ 診察代、採血代などは別料金になります。
大腸内視鏡検査・手術
項目 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
大腸内視鏡(観察のみ) | ¥2,200~ | ¥6,600~ |
大腸内視鏡(生検あり 1臓器) | ¥3,600~ | ¥11,000~ |
大腸内視鏡(生検あり 2臓器) | ¥4,400~ | ¥13,200~ |
大腸内視鏡(生検あり 3臓器) | ¥6,000~ | ¥18,000~ |
ポリープ手術(1臓器) | ¥8,600~ | ¥26,000~ |
ポリープ手術(2臓器) | ¥9,500~ | ¥29,000~ |
ポリープ手術(3臓器) | ¥11,000~ | ¥31,000~ |
※ 診察代、採血代などは別料金になります。